黒背景を抜く方法

投稿 2018年6月19日 | 更新 2018年10月11日 | 0件のコメント | 121 ビュー |


配布しているファイルは主に黒背景の動画素材(MP4)なので背景にそのまま使用する場合は何もせずにそのまま使用できますが、最上位のトラック(レイヤー)に配置すると下位トラックの映像が見えなくなります。なので動画素材から背景の黒色だけを取り除いてPNG画像のように透過させる方法を紹介します。

EDIUSだとクロマキーやルミナンスキーでも素材によってはきれいに抜けることもありますがそれらで難しい場合はスクリーン合成やDemult(Hitfilm Ignite Express)などを使うと簡単に黒背景を透過させることができます。ただ、スクリーン合成だと色味が落ちたりレンダリングの順番で色を変更するのが難しかったりしますが、DemultだとDemultで黒を抜いた後にカラー系のエフェクトを追加することが簡単に色を変更できたりできまので個人的にはDemultが使える環境ならそちらのやり方をお勧めします。

下図らはスクリーン合成とDemult(Ignite Express)との合成結果を比較したものなんですがやり方によって色味が薄くなって透過することがあります。

また、同じ合成方法でも背景となる映像の明度によってもかなり異なってきます。尚、クロマキーやルミナンスキーなどでも黒を抜くこともできますがエッジ部分を綺麗に抜くのがかなり難しいかと思います。

尚、全てのファイルをアルファチャネルを保持した形式(aviやmovなど)や連番静止画(png)などで配布できれば一番いいんですが、MP4の容量が1MBだとするとMovだと100MBとか平気になってしまうのでサーバーの容量的(60GB)に難しいです。

 

 

スクリーン合成

動画編集ソフトによって描写モード、ブレンド機能などと言い方は異なりますが、所有されているソフトに焼き込みカラーや加算合成などの合成機能がある場合は動画素材に「スクリーン合成」を使用するだけで背景色によってはかなりキレイに黒色を抜いて透過させることができます。

 

合成機能があるソフトの例

  • Grass Valley「EDIUS (Pro版のみ)」
  • Adobe「After Effects」
  • FXHOME「Hitfilm」
  • Adobe「Premier Pro」

 

 

合成機能がない場合

合成機能がない場合は別途ソフトを使ってアルファチャンネル付きの保持したQuickTimeのMOV(PNGコーデック)、AVI、連番静止画(PNG形式)などで書き出すと動画編集ソフトで利用することができるようになります。

無料の動画編集ソフト「Hitfilm Express」では「Demult」というエフェクトを使うと黒を抜くことができますし、アルファチャンネル付きのAVI、連番静止画(PNG形式)の出力にも対応しています。Version 8.0から50ドルほどでAfterEffectsのようなパーティクル(粒子)を作成できるようになったのでそれらに興味がある方やアドビのサブスクリプション形式(月払い)が苦手な方にはお勧めです。また、手前味噌ですがHitfilmの日本語解説サイトも運営していますので興味がある方はご覧下さい。

Hitfilm…?

下記の動画でHitfilm Express(フリーソフト)何ですが、なるべく初見の方にも分かりやすいように黒背景を抜く方法を解説したつもりなので興味がある方はご覧下さい。尚、Version8ぐらいからエクスポート方法がちょっと変わってタイムラインの左に縦に並んだメニューがありますがそこにある「Export Contents」から行います。

関連記事:黒色だけを抜いて透過させる方法

 

 

「Demult」プラグイン

FXHOMEの「Hitfilm Ignite Express」というプラグインソフト(※下記に記すソフトがないと使えません)に含まれる「Demult」エフェクトを使うとスクリーン合成と同じとようにきれいに黒を抜くことができます。尚、バージョンにより使用できないものがあるようですので詳細は公式サイトなどで確認してください。また、After Effectsプラグインが使えるソフトだと「Knoll Unmult」などでも黒を抜くことができます。

 

Hitfilm Ignite Expressが使えるソフト

  • After Effects
  • Premiere Pro
  • Final Cut Pro X
  • Apple Motion 5
  • Nuke
  • Vegas Pro
  • EDIUS Pro(※)
  • DaVinci Resolve
  • Avid Media Composer

※EDIUS8とEDIUS9を共存させている場合はEDIUS9でしか使えません。

 


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